芝生を張る時期は3~5月と9~11月がベスト!失敗しないためのポイントを紹介!
「芝生を張り替えたいけど、いつが最適なの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?せっかく張り替えるなら、時期を間違えて失敗したくないですよね。結論としては、春(3~5月)と秋(9~11月)がベストです。この記事では、芝生の張り替え時期や、失敗しないためのポイントを詳しく解説していきます。これから芝生を張り替える予定の人は、ぜひ参考にしてください。
記事のポイント
- 芝生の張り替えに適した時期
- スムーズに芝生を張り替えるための準備
- 芝生の張り替え方法
芝生の張り替え時期はいつが最適?
芝生の張り替え時期は、大きく分けて春(3~5月)と秋(9~11月)の2つがあります。それぞれの時期の特徴と、どちらがおすすめなのか、詳しく見ていきましょう。
春(3~5月):芝生の生育に適した時期
春は、芝生が活動を始める季節です。気温が上がり、日差しも強くなってくるため、芝生の生育に最適な時期と言えます。春に芝生を張り替えれば、夏の間にしっかりと根が張って、美しい芝生に育ちます。また、春の雨を利用することで、水やりの手間を減らすことができるのもメリットです。
秋(9~11月):気温が落ち着き、芝生が根付くのに最適
秋は、夏の暑さが和らぎ、気温が安定してくる季節です。春と同じように、芝生の生育に適した時期と言えます。秋の張り替えでは、春に比べて気温が低いため、芝生の成長はゆっくりですが、しっかりと根が張ります。冬に備えて、丈夫な芝生を作ることができます。ただし、秋の終わりに芝生を張ると、冬に寒さで枯れてしまう可能性もあります。そのため、11月上旬までに張り替えを終えるようにしましょう。
夏(6~8月):高温多湿で芝生が根付きにくい
夏は、気温が高く、湿度も高いため、芝生が根付きにくい時期です。特に真夏は、芝生が枯れてしまうリスクが高いため、張り替えは避けるべきです。どうしても夏に張り替えたい場合は、早朝や夕方に水やりをするなど、こまめな管理が必要です。
芝生の張り替え時期を決めるポイント
最適な時期はわかったけど、自分の庭にはいつが合うの?そう思っている方もいるのではないでしょうか。ここでは、芝生の張り替え時期を決めるためのポイントを紹介します。
芝生の種類
芝生には、大きく分けて日本芝と西洋芝の2種類があります。日本芝は、高温多湿に強く、日本の気候に適しています。一方、西洋芝は寒さに強く、冬でも緑色の芝生を楽しめます。張り替え時期は、芝の種類によって異なります。
- 日本芝:春(3~5月)または秋(9~11月)が最適です。
- 西洋芝:春(3~5月)が最適です。秋に張る場合は、冬に寒さで枯れてしまう可能性があるため、注意が必要です。
地域や気候
地域や気候によっても、最適な時期は異なります。例えば、北海道や東北などの寒冷地では、春(4~6月)が最適です。一方、九州や沖縄などの温暖地では、春(3~5月)または秋(9~11月)が最適です。
現在の芝生の状態
現在の芝生の状態も、張り替え時期を決める上で重要なポイントです。芝生が枯れていたり、病気にかかっていたりする場合は、早めの張り替えが必要です。また、芝生が密集しすぎていて、風通しが悪くなっている場合も、張り替えを検討しましょう。
芝生の張り替え前にやっておくこと
張り替え時期が決まったら、準備を始めましょう。ここでは、張り替え前にやっておくべきことを3つ紹介します。
古い芝生の処分方法
古い芝生を処分する方法は、以下の2つがあります。
- 燃えるゴミとして処分する:古い芝生を土から剥がし、水で土を洗い落としてから乾燥させます。乾燥した芝生は燃えるゴミとして処分できます。
- 庭に混ぜ込む:古い芝生を細かく刻んで、庭の土に混ぜ込むこともできます。ただし、病気や害虫の発生を防ぐため、しっかりと乾燥させてから混ぜ込みましょう。
どちらの方法で処分するかは、お住まいの自治体のルールに従ってください。
土壌の状態をチェック
新しい芝生が元気に育つためには、土壌の状態が重要です。まずは、土壌の状態をチェックしましょう。水はけが悪ければ、砂などを混ぜて改善する必要があります。また、土壌に栄養が不足している場合は、肥料などを混ぜて補給する必要があります。土壌の状態をチェックする方法は、以下のとおりです。
- 水はけ:水をかけ、水がすぐに引くかどうかを確認します。水がなかなか引かない場合は、水はけが悪いです。
- 土壌の酸性度:土壌の酸性度を測るキットを使って、酸性度を調べます。芝生は、弱酸性~中性の土壌を好みます。
- 栄養状態:土壌の栄養状態をチェックするキットを使って、窒素、リン酸、カリウムなどの栄養素がどれくらい含まれているのか調べます。
必要な道具を準備
芝生を張るには、いくつかの道具が必要です。ここでは、基本的な道具を紹介します。
- スコップ:土を掘るために使用します。軽くて扱いやすいスコップを選びましょう。
- レーキ:土をならすために使用します。広範囲をならすことができるレーキを選びましょう。
- 熊手:目土をならすために使用します。細かい作業に適した熊手を選びましょう。
- ローラー:芝生を地面に密着させるために使用します。ローラーがない場合は、板などを代用することもできます。
- 散水ホース:水やりをするために使用します。長さや水圧に合った散水ホースを選びましょう。
- 切り芝:張り替え用の芝生です。ホームセンターや園芸店で販売されています。
- 目土:芝生と土の間に敷き詰める土です。ホームセンターや園芸店で販売されています。
- 肥料:芝生の生育を助ける肥料です。芝生専用の肥料を選びましょう。
芝生の張り替え方法
準備が整ったら、いよいよ張り替え作業です。ここでは、代表的な張り替え方法を紹介します。
ベタ張り
ベタ張りは、切り芝を隙間なく敷き詰める方法です。最も一般的な張り方で、綺麗に仕上がり、雑草が生えにくいというメリットがあります。ただし、切り芝をたくさん必要とするため、費用がかかるというデメリットがあります。
目地張り
目地張りは、切り芝同士の間に隙間を空けて敷き詰める方法です。ベタ張りに比べて切り芝の量が少なく、費用を抑えることができます。ただし、芝生が全面に生えるまで時間がかかるというデメリットがあります。また、隙間に雑草が生えやすいので、こまめな手入れが必要です。
市松張り
市松張りは、切り芝を市松模様のように敷き詰める方法です。最も切り芝の量が少なく、費用を抑えられます。ただし、芝生が全面に生えるまで非常に時間がかかるというデメリットがあります。また、雑草対策も大変です。
芝生の張り替え後の管理
張り替えが終わったら、しっかりと管理して、美しい芝生を維持しましょう。ここでは、張り替え後の管理方法を3つ紹介します。
水やり
張り替え直後は、芝生が乾燥しないように、毎日たっぷりと水やりをします。特に、夏場は、1日に2回ほど水やりをする必要があります。芝生が根付くまでは、土が湿っている状態を保つことが大切です。
肥料
芝生が根付いたら、肥料を与えて、生育を促進します。芝生専用の肥料を選び、パッケージに記載されている使用方法に従って、適量を与えましょう。肥料は、1ヶ月に1回程度与えます。ただし、夏の暑い時期は、芝生の生育が鈍くなるため、肥料の量は控えめにしましょう。
芝刈り
芝生が伸びたら、芝刈りをして、綺麗に整えます。芝刈りの高さを調整することで、芝生全体の密度や見た目を調整することができます。芝刈りの頻度は、芝生の生育状況によって異なりますが、一般的には1〜2週間に1回程度が目安です。ただし、冬場は、芝生の生育が鈍くなるため、芝刈りの頻度は減らしましょう。
まとめ
芝生の張り替えは、時期や方法、管理など、注意すべき点がたくさんあります。この記事を参考に、最適な時期に、適切な方法で張り替えを行い、美しい芝生を手に入れてくださいね!